コミュ障の人間が唯一できる高収入の仕事がプログラマーだと思っています。
コミュ障にはできる仕事がない。あらゆる仕事はコミュニケーション能力が必要とされる。コミュ障であるが故に、過酷な単純肉体労働のバイトをやるしかない人も居ることでしょう。
しかし、プログラマーという仕事はコミュ障でもある程度やっていける仕事です。ある程度というのはバリバリ出世などを目指さないレベルで仕事をするという意味です。プログラマーでもコミュニケーション能力が高いにこしたことはない。でも営業職のようにコミュニケーション能力が絶対に必要となる仕事ではない。
自分も自他ともに認めるコミュ障です。そんな自分でもプログラマーの仕事ができています。また、そこそこの給料(決して高い給料ではないが、全国平均よりちょい上ぐらい)はもらえるようになっています。コミュ障でもプログラマーになれるし、むしろなるべきだと思ってます。
朝会社に出社しても誰もあいさつしない職場
自分は32歳の時にIT業界に入った。それまではフリーターとして底辺で働いていた。なんとか初心者でも採用しているIT企業に入り、プログラマーとしての職業を得た。フリーター時代は、コミュ障ではあったが、まあギリギリ生きていくために必要最低限のコミュニケーションは取っていた。
出社したら「おはようございます!」とか一応は言っていた。そんなに元気よくあいさつするようなキャラではないが、生きていくためにコミュ障ながら頑張って声を出していた。
そんなコミュ障の自分が、プログラマーの仕事を得て、初めて現場に入った時に驚いたのが、誰もあいさつしないことだった!
一応自分は社会人として挨拶ぐらいはしなければいけないんだ!ぐらいの社会常識は身に付けていたのだが、プログラマーの現場ではあいさつする人がほとんど居ないのだ。コミュ障ド底辺フリーターだった自分でもコイツら大丈夫か?常識無いのか?と思ってしまうレベルだった。
しかし、もうこの業界に10年以上居るが、朝あいさつしない現場の方が普通になっている。むしろあいさつなんてすると何コイツみたいな雰囲気が出てしまう。今となっては自分もあいさつなどまったくしない。たまに会社の営業マンに会う機会があってあいさつしないといけない時に声が出なかったりする。
コミュ障のオタク気質な人はプログラマーに向いている
プログラマーは挨拶もしない。仕事中もパソコンを眺めているので、ほとんどしゃべらない。下手をすると一日一言も声を発する事無く家に帰ることもある。コミュ障で人と接するのが苦手という人にはもってこいの仕事です。本当にしゃべる機会が少ないから。
プログラマーは見た目もいかにもオタクな感じな人がほとんどです。コミュニケーションが得意そうなオーラはまったく出ていません。まじでそんな人ばっかりなんです。そんな人でもプログラマーに成れてしまうんですね。
もちろん、プログラマーでもコミュニケーション能力が高い方が良いに決まってます。出世して将来SEやマネージメント職に着きたいという人はコミュニケーション能力は高いものが求められます。また、高収入の得られるイケてるIT企業を目指す場合もコミュニケーションスキルは大事ですね。
しかし、出世や高収入はどうでも良くて、ある程度の収入を得られるなら良いということであれば、コミュニケーション能力はそれほど必要はないです。オタク気質な人でも十分やっていけます。実際コミュ障の自分でも10年以上この業界で生き抜いています。
むしろ、プログラマーに向いているのは、コミュ障のオタク気質な人間だと思っています。オタクな人はパソコンや電化製品などを買う時にやたらと細かいスペックなど気にして買うでしょ。店員の勧めたものを即購入とかしないと思いますが、そういう細かいこと気にするようなタイプではないとプログラマーはできないと思ってます。
プログラマーはオタクにしかできない仕事です。実際にオタクばかりですからね。
コミュニケーションよりも成果
プログラマーはコミュニケーション能力はそれほど無くて良いです。では何が必要であるかですが、これはひどく当たり前のことですが、必要なのはしっかりとした成果を出すことですね。
プログラマーとしての成果とは、しっかりとしたプログラムを書くことです。成果が出ていれば、何も問題がない世界です。これが他の職業だとそうは行かない場合がある。成果を上げているのにコミュ力がないせいで、あまり評価されないということはよくある。特に日本の社会ではそういうことはよくある。
成果を出せるかどうか不安だという人もいますが、それほど心配は必要ないです。飛び抜けて良い結果を出すとかそういうことではないからです。これが営業ですと成果を出すのはめちゃめちゃキツかったりするのだが、プログラマーの場合の成果は、間違いのないプログラムを書くとかそういうことです。
もちろんプログラマーがちゃんとした成果を上げるのは楽なことでは無いです。しかしこれはどんな職業でも同じことだと思います。
コミュ障でもプログラマーになれば高収入を得られる
コミュ障にむしろ向いている仕事がプログラマーですが、プログラマーになればある程度の高収入は約束される。最低でもフリーターよりは貰えます。コンビニのバイトは時給1,000円ぐらいですが、プログラマーなら時給換算で最低でも1,500円ぐらいは貰えますね。自分の場合は2,500円以上もらってます。※会社による。ブラックなところだとコンビニレベルの場合もある。
普通の仕事だったらコミュ力ゼロの人間が高収入を得るのは不可能です。もしあなたが現在フリーターだとして、何もスキルがない場合、やれる仕事は営業職とか飲食店の店員とかになってしまうと思います。これらの仕事はコミュ障にはキツイですよね。特に営業職はコミュ力が絶対だと言っても良い仕事です。
何もスキルがない人間で、しかもコミュ障である場合、そしてある程度の高収入を目指したいとなったら、もうプログラマーしか残されていないと思います。もしあなたがフリーターでもがいているなら、プログラマーになることを検討してみてはどうでしょうか。
自分がフリーターからプログラマーに転職した話などは↓で書いてます。
コメント
[…] 以前、プログラマーはコミュ障でもできる仕事という記事を書きましたが、コミュ障でも十分やっていくことはできる仕事ではあります。しかし、コミュニケーション能力が高い方が良い場面が多々あります。プログラマーには理系コミュ障の人たちが多いので、コミュ力のあるプログラマーは周りから仕事依頼されることが多くなりどんどん出世していく人もいます。 […]