未経験プログラマーが採用面接を突破する方法!スクールで勉強してました!では絶対に受からないぞ

プログラマー

未経験のプログラマーが採用面接で合格するにはどうしたら良いのか。最近はプログラマー職の求人がとても増えていて、未経験者でもOKという企業も増えています。

しかし、だからといって未経験者が簡単に採用される訳ではない。なんだかんだ企業は使える人材が欲しい訳で、積極的に未経験者を採用したい訳ではない。

以前のブログで「32歳で底辺フリーターからプログラマーに転職した話」という記事を書きましたが、私も未経験からプログラマーとなりましたので、未経験者が面接を突破することの難しさはよくわかっています。

そこで今回は、自分の経験を元に未経験者がIT企業の面接を突破する方法をご案内します。

前提として、1ヶ月ほど人材派遣会社やスクールなどでプログラムの基本の勉強は済んでいる人が対象となります。完全な未経験者はIT・SI企業には採用されません。完全な未経験者は人材派遣系のIT企業にまず入っておく必要があります。未経験OKの人材派遣系の会社はよほどの事が無い限り落とされません。

自宅で作成したサイトを見せるのが効果的

未経験(実務経験がない)プログラマーが面接官相手にアピールするなら、実際に作ったものを見せるというのが一番効果的です。これをやることで、実際にプラグラミングして動くものを作成できるんだよというアピールができるのですが、それよりも自宅でもプログラミングをするほどの意欲のあるヤツという評価に繋がるのが一番デカイです。

IT業界では常に新しい技術を勉強していく必要があります。優秀な人はとにかくよく勉強します。逆に出世できないダメな人は大体勉強嫌いというパターンが多いです。勉強をする人としない人とでは長年働いていると大きな差が開いてしまうケースが多い。

このことはIT業界に居る人なら皆分かっています。採用面接に出てくる社員も分かっているハズです。そこで自宅で作ったサイトなどを面接時見せれば、自宅でも勉強している熱心なヤツという印象を与えることができます。

作るサイトはなんでも良いです。PHPやRubyなどで作った簡単な掲示板サイトとかで十分です。出来上がったものより、大事なのは家でもプログラミングやっているという熱意です。

こういうことを面接でやる人も少ないので、他の志願者に差を付けることもできます。きっと面接官のイメージに強く残ることとなり、複数の志願者から選択する場面で生き残る人材になると思います。

ちなみに、このアピールは未経験者では無くても有効です。PHPをメインにしていたが、未経験の他の言語で仕事をしたいとかいう場合になかなか未経験だと採用されません。ここで自宅で簡単な勉強をして作ったアプリやサイトを見せるとかなりの確率で好印象を持たれ、採用に繋がるケースが多いです。

スクール通ってました!本を読みました!だけではだめ

よくあるのが、スクールで勉強してました!本読みました!みたいなアピールをしまくることです。学ぶことは無駄ではないのですが、面接官が欲しい人材は実際に仕事ができるのか?ということです。プログラマーとして仕事ができるかどうかというのは実際にコードを書いて動くものを作れるのかどうかということです。

勉強だけやって、コードを書いていない人は結構多いです。書いたとしても教科書的な動作を確認するだけのプログラミングのパターンが多いです。そういう人が実際の現場に行って、コードを書くことになっても教科書通りのコードなど無く、まったく対応できない人が多いです。

面接官もそういうことは良く分かってます。コイツ本当に書けるのかな?という目で見てます。実際に簡単なサイトでも良いので動くものを作った経験が大事です。上で書いたように、実際に動くものを見せるか、作った経験があることをアピールすると効果的です。

当たり前だけどやる気が大事

当たり前の話なんですが、やる気を見せるのがなんだかんだとても重要だったりします。プログラマーはオタク系が多いので、やる気とかより、技術で勝負すれば良いと思われがちですが、実際の現場ではやる気があって、ガツガツ仕事をする人の方が評価されます。

特に未経験者だったらその傾向は強くなります。面接官は未経験者がすぐに戦力になるとは思っていません。ある程度長い目で見て採用するに値する人材かを見ています。やる気があって、真面目に働く人なら、初めはすぐに戦力にはならなくても、いずれはスキルを身に付けてバリバリ現場でコードを書いてくれると思う筈です。

まあ、普通に考えて、面接でやる気のない人は採用されませんよね。あまり無理をする必要はないのですが、意欲的であるという印象は与える必要はあります。

ハッタリも大事

プログラマー面接に限ったことでは無いですが、ハッタリをかますことも大事です。できそうに無いこともできますと言ってしまうとか。

実際に現場で働いているとITの世界はハッタリの連続です。とにかく新しい技術が次から次と出てきますので、すべてを理解するのは不可能です。

知らないことに遭遇した時に自分がよくやるのが、とりあえず適当に相づちをして、後からググって調べるというヤツです。これでなんとか乗り切ってます。

また、こちらからあえて難しそうなキーワードを発して、相手にハッタリをかますことが有効です。これによって相手は適当に相づちを打ちますが、内心あれなんだっけと思っているはずです。そして、あいつすげー勉強しているなとか思われます。

面接でも相手が思わずよく知っているな、、と思われるようなキーワードを発すると良い印象を持たれる可能性があります。

ただ、この手法は相手がかなり上手で、逆に突っ込まれてしまうと墓穴を彫りますので、注意が必要です。使う場合はある程度調べておく必要はあるでしょう。

未経験者採用枠がある会社は意外と多いのであきらめないで!

最近は企業側に未経験者採用枠があって、教育体制が整っている企業も多い。自宅でサイトを作って、やる気を見せて、、とかやらんでも受かる可能性はあります。面接官と気が合ったから合格!みたいなゆるいところもあったりする。まあやる気は必要だと思いますが。

女性はこういう未経験者採用枠のある会社では有利ですね。選ばれる可能性が高い。IT会社は男子ばっかりなんでね、、。

今はプログラマーの数が足りていない。人材難とか言われてますので、仮に何社か落とされてもあきらめる必要はないと思います。根気よく粘っていれば、いづれ決まると思います。

あきらめずに頑張って下さい。

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